映画を〈自分のことば〉で語るためのシネマ頭脳

本ブログは脚本家や映画クリティックで大活躍れているグラッツァー先生の実践映画批評名講義から着想を得ています。映画を〈自分のことば〉で語るためのノウハウがぎっしり詰まった『シネマ頭脳』(フィルムアート社)を初めて手にしたの大学1年生の時でした。ただの映画好きだった青年が複眼的な視点で客観的に映画を鑑賞する事を覚えたのはこの頃です。グラッツァー先生の教えはシンプルで奥が深い10カ条です。初版が2002年の12月なので18年も前になるのですが、まだまだその考えは錆びつくどころか輝きを放っています。皆さんも是非映

2020-01-01から1年間の記事一覧

特捜部Q カルテ番号64

解説累計1000万部以上を売り上げるデンマークの大ヒットミステリー小説「特捜部Q」の映画化第4作。過去の未解決事件を専門に扱うコペンハーゲン警察の新部署「特捜部Q」。今回彼らが挑むのは、1980年代に起きたナイトクラブのマダム失踪事件。調査によると、…

映画通になるための10カ条(by シネマ頭脳)

その1 エンドクレジットが流れていくのを眺めながら、次の3つのことを思い起こしてみる。 ⚫️監督の名前 ⚫️その映画で1番良かったシーン ⚫️1番良かった俳優 その2 映画館を出ながら次の3つのクエスチョンに答える。 ⚫️これは今まで観た中で最も完璧な映画だ…